北島らに歓声 メダル11個獲得の競泳代表が帰国

[ 2012年8月7日 18:39 ]

大勢のファンの出迎えを受け、笑顔で帰国した競泳男子400メートルメドレーリレー銀メダリストの北島康介(手前)、藤井拓郎(左)、松田丈志(右)ら

 ロンドン五輪で戦後最多11個のメダルを獲得した競泳代表が7日、帰国して東京都内で記者会見した。男子背泳ぎ2種目と400メートルメドレーリレーで銀2、銅1のメダル3個を手にした入江陵介選手(22)=イトマン東進=は「金メダルを取りたかった気持ちが強くなっている。4年後の五輪でいい色のメダルを取れるように頑張りたい」と引き締まった表情で再挑戦を誓った。

 女子平泳ぎなどで3個のメダル(銀1、銅2)に輝いた鈴木聡美選手(21)=山梨学院大=は「(200メートル平泳ぎで)自己記録を更新して銀メダルを取ることができてうれしい」と爽やかな笑顔を見せた。

 男子平泳ぎ2種目で3連覇を逃した北島康介選手(29)=日本コカ・コーラ=はメドレーリレーの銀メダルを首にかけ「メダルの重みをひしひしと感じる」とすっきりした表情。200メートルバタフライ銅メダルの松田丈志選手(28)=コスモス薬品=は「金を狙っていたので悔しい思いがあるが、メドレーリレーには満足している」と話した。

 男子400メートル個人メドレーで銅メダルを獲得した栃木・作新学院高3年の萩野公介選手(17)=御幸ケ原SS=は「3番になれたのはうれしいが、世界との差はある。もっと戦える選手になりたい」と意気込んだ。

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