タイガーのめいデビュー 61位発進「やはりメジャーのコースはタフ」

[ 2012年6月8日 17:17 ]

 ゴルフでタイガー・ウッズ(米国)のめい、21歳のシャイアン・ウッズ(米国)が7日、全米女子プロ選手権でデビューした。タイガーに似た大きな瞳が印象的な新鋭は「この瞬間がほんとうに待ち遠しかった」と緊張した表情で第1ラウンドを迎えた。

 多くのギャラリーが見守る中をイーブンで折り返すと、後半はショットが乱れて40と失速した。3オーバーの75で61位の発進に「やはりメジャーのコースはタフ」と振り返った。

 5月に大学を卒業してプロに転向し、今大会は主催者推薦で出場した。デビュー戦に向け、タイガーからは「自分の力を信じ、楽しんでプレーすることと我慢が大切」とアドバイスされたという。若いころに飛ばし屋だったタイガーとは異なり、第1ラウンドのドライバーショットの平均飛距離が237・5ヤードと平均的だった。

 女子ゴルフ界でもウッズの活躍にかかる期待は大きい。「タイガーはずっと私を応援してくれている。初日が終わって少し肩の荷が下りた。2日目はもっとバーディーを取りたい」と目を輝かせた。(共同)

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2012年6月8日のニュース