渋谷悟 送り出しで初のアマ横綱

[ 2010年12月6日 06:00 ]

全日本相撲選手権で優勝した渋谷悟

 相撲の第59回全日本選手権は5日、東京・両国国技館で行われ、渋谷悟(29=日本通運)が決勝で荒木関賢悟(24=東洋大職)を送り出し、初のアマ横綱に輝いた。9月の国体成年Aと11月の全国学生選手権を制し、既に幕下15枚目格付け出しの資格を持つ明月院秀政(22=日体大4年)は準決勝で渋谷に敗れて3位。明月院は優勝すれば幕下10枚目格の資格を得ることができたが「前に出る相撲で負けたので悔いはない」ときっぱり。

 日体大の斎藤監督は「国技館に優勝額を飾れる能力はある」と、早ければ来年初場所で初土俵を踏む22歳に期待していた。

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2010年12月6日のニュース