弓取り式でハプニング「震えて」“禁じ手”も

[ 2010年3月22日 06:00 ]

落とした弓を拾う男女ノ里

 【大相撲春場所8日目】結び後の弓取り式で、西三段目50枚目の男女ノ里(高砂部屋)が弓を頭上で回す際に手を滑らせ、弓が土俵外のたまり席へ飛ぶハプニングがあった。

 幸い観客に触れることはなく、呼び出しが土俵に戻した。本来、落ちた弓は足の甲に乗せ、跳ね上げて拾う決まりがあるが「震えて足では無理でした」と“禁じ手”の手を使用。07年夏場所から弓取りを務め、2年前の春場所でも弓を落としている26歳は「申し訳ありません。とにかくケガがなくて良かった」と胸をなで下ろしていた。

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2010年3月22日のニュース