室伏の「銅メダル繰り上がり」確実に

[ 2008年12月10日 18:53 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)の規律委員会が既に終了し、北京五輪の陸上男子ハンマー投げで2、3位になったベラルーシ2選手をドーピング違反で失格とする裁定を下したことが10日、分かった。規律委関係者が明らかにしたもので、理事会の承認を受け、当初5位の室伏広治(ミズノ)が銅メダルに繰り上がることが確実になった。

 筋肉増強効果のあるテストステロンが検出された2位のワジム・デビャトフスキーと3位のイワン・チホン(ともにベラルーシ)に対し、IOCは規律委が事情聴取するなど慎重に調査を続けていた。
 室伏は2004年アテネ五輪でも当初1位だった選手のドーピング違反で、2位から繰り上がりで金メダルを獲得した。
(共同)

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2008年12月10日のニュース