武蔵川新理事長が出勤「身の引き締まる思い」

[ 2008年9月9日 11:42 ]

朝げいこを見守る、日本相撲協会の新理事長に就任した武蔵川親方

 8日に日本相撲協会の新理事長に就任した武蔵川親方(元横綱三重ノ海)は一夜明けた9日、東京・両国国技館の相撲協会に出勤し、緊張感を漂わせた表情で協会トップとして始動した。

 「大変な重責だ。身の引き締まる思いです」と話す武蔵川新理事長はこの日、普段通りに東京都荒川区の武蔵川部屋で朝げいこを指導。幕内雅山らの申し合いに目を光らせ、けいこ後は部屋全員を集めて「今は何かと注目されている時期だから、自覚して行動するように」と訓示を述べた。
 露鵬、白露山による大麻騒動の責任を取り、8日の緊急理事会で北の湖前理事長(元横綱)が辞任。嵐の中での船出となった武蔵川新理事長は「きのうはいろんなことを考えて眠れなかった」と話し、報道陣に「あんまり、いじめないでよ」と冗談交じりに苦笑いした。

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2008年9月9日のニュース