5位後退ぐらいじゃ桃子は腐らない!

[ 2008年4月27日 06:00 ]

第2ラウンドで5位に後退した上田桃子

 女子ゴルフUSLPGAツアーのスタンフォード国際第2日は25日、米フロリダ州アベンチュラのフェアモント・ターンベリーアイル・リゾート、ソファーコース(6239ヤード、パー71)で行われた。米ツアーで初めて初日首位スタートの上田桃子(21=ソニー)はミラーコース(パー70)を1バーディー、3ボギーの72で回り、通算1アンダーの5位に後退した。ソファーコース(パー71)を回った宮里藍(22=サントリー)も1バーディー、4ボギーの74とスコアを伸ばせず、通算3オーバーの32位。金英(28=韓国)が通算7アンダーで首位に立った。

【Go!アスリート 上田桃子 宮里藍】

 ショートパットのミスで勢いが止まった。米ツアー初の首位で迎えた第2ラウンド。6打差の5位まで後退した上田は「最低でもパープレーで回りたかった。短いバーディーパットを外して、そこからパットに自信が持てなくなった」と悔しさを募らせた。2、3番で連続ボギーを叩く滑り出し。6番パー3ではピン横1メートルにつけたが、この絶好のチャンスを逃すと、最終18番までバーディーを奪えなかった。
 連戦の疲れから体調を崩していたが、先週から浅井利彰トレーナーが合流。マッサージなどのケアを受けて疲労は軽減している。「順位は大きく下がっていないから、まだ十分に上は狙える。あしたからは好きな(ソファー)コースでスコアを伸ばしたい」と決勝ラウンドの巻き返しに向けて意欲十分だった。

 ≪32位・宮里 プレー内容には満足≫暑さの中で6時間18分という長いラウンドを終えた宮里は「ショットは安定していた。3パットもいっぱいあったけど、いいパットも何回も入った」とプレー内容には満足した様子だ。厳しいピン位置と硬いグリーンにアイアンの距離感が合わず、通算3オーバーまで後退したが「あしたからはアンダーパーが出せると思う。あきらめないでやりたい」と前向きに語った。

続きを表示

2008年4月27日のニュース