×

下村五輪相「同情では」 森氏の「大事なときには必ず転ぶ」発言

[ 2014年2月21日 12:28 ]

 下村博文五輪担当相は21日の記者会見で、東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の森喜朗元首相が、フィギュアスケートの浅田真央選手を「大事なときには必ず転ぶ」と評したことについて「同情のようなトーンだったのではないか」と述べた。

 下村氏は「団体予選は(ソチで)森氏と一緒に応援した。浅田選手を非難したり、おとしめたりすることはないはずだ」と指摘。一方で「言葉尻だけで適切か適切でないかはコメントすべきでないが、問題視されたのなら気をつける必要があると思う」とも語った。

 ショートプログラム(SP)16位から、フリーで高得点を出し、6位入賞した浅田選手には「ベストを尽くした結果で、努力を評価したい」とねぎらった。

 菅義偉官房長官も会見で浅田選手を擁護し「グランプリ・シリーズなど重圧のかかる大会で数々の優勝を遂げたすばらしい選手だ」と評価。自己記録を塗り替えたフリーの演技について「メダルを取った選手と全く遜色ない素晴らしい演技を見せてくれた」と称賛した。

続きを表示

2014年2月21日のニュース