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金5の長野超え目標 橋本団長「達成可能」

[ 2014年1月20日 18:54 ]

ソチ五輪日本選手団の結団式で、橋本聖子団長(左)から団旗を受け取る小笠原歩旗手。右は葛西紀明主将

 日本選手団の橋本聖子団長は、過去最高成績だった1998年長野冬季五輪の金メダル5個、メダル10個を超える成績を目標に掲げる。前回バンクーバー五輪の銀3、銅2をはるかに上回る高い水準だが、団長は「達成は十分可能」と強気の姿勢で臨む。

 本命はノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(クラレ)。今季のワールドカップ(W杯)で8勝と圧倒的な力を誇り、五輪新種目の初代女王に最も近い存在といえる。フィギュアスケートは男子で羽生結弦(ANA)がパトリック・チャン(カナダ)に、女子は浅田真央(中京大)がキム・ヨナ(韓国)に挑む。

 スピードスケートは男子500メートルで長島圭一郎、加藤条治(日本電産サンキョー)が競い合って頂点を目指し、前回五輪で金メダルに0秒02届かなかった女子団体追い抜きは選手団副将の田畑真紀(ダイチ)を中心に雪辱を期す。ノルディックスキー複合の渡部暁斗(北野建設)も有力だ。

 開会式前日に競技が始まるフィギュア団体、大会序盤に登場する高梨、加藤、長島らの活躍で波に乗れるかが鍵となる。

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2014年1月20日のニュース