小平「もがいた」失速５００も１０００も低調で総合５位

滑リ終えガックリの小平

世界スプリント選手権最終日

（1月19日 長野市エムウエーブ）
　女子の小平は総合５位に終わった。５００メートルでは「第１カーブが合わなくて、もがいた感じだった」と出だしでつまずいて後半も失速。前日の３８秒０６からタイムを大きく落として３８秒３３だった。

　１０００メートルも伸びを欠いて１分１７秒０１。「カーブで左脚がかんでいない感じ」と好感触は得られず、肩を落とした。５００メートルでは優勝した于静に０秒６１と大きな差をつけられ「焦っても仕方ない。やることを繰り返すだけ」。バンクーバー五輪では５００、１０００メートルだけでなく１５００メートル、団体追い抜きにも出場。今回は５００、１０００メートルの出場となり、集中する環境は整っている。「２つとも戦えるようにぴったりと合わせていきたい」と前を向いた。