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大クラッシュ湯浅 病院直行「足首やばい」

[ 2014年1月20日 05:30 ]

レース中に転倒する湯浅

アルペンスキーW杯男子回転第5戦

(1月19日 スイス・ウェンゲン)
 日本のエース湯浅直樹(スポーツアルペンク)は1回目で途中棄権に終わった。湯浅は過去にないほどの大クラッシュで途中棄権し、病院へ直行した。

 W杯屈指の難コースに苦戦し、左ターンで旗門に激突して転倒。右スキーが吹っ飛び倒れたままコース脇を滑り落ちた。ゴール付近での救急手当てで右膝を冷やし「じん帯は大丈夫。それより足首がやばい」とつぶやいた後、精密検査へと向かった。

 湯浅は4位に入った6日の第3戦の後は、調子を落としている。日本のライトナー・チーフコーチは「ミスだけでなく、今度はケガ。最悪だ。湯浅の抱える問題は技術」と肩を落とした。

 なお、この大会でソチ五輪の日本代表選考レースが終わり、湯浅と佐々木明(ICI石井スポーツ)が全日本スキー連盟の派遣基準を満たした。佐々木は1回目は54秒92の35位で上位30人による2回目に進めなかった。

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