大貴２位「いい風もらいすぎ」着地無理せず

１本目で１３５メートルをマークした伊東

ノルディックスキーＳＴＶ杯国際大会兼コンチネンタル杯

（1月19日 札幌市大倉山＝ＨＳ１３４メートル、Ｋ点１２０メートル）
　３大会連続五輪代表の伊東が底力を発揮した。１回目１３５メートルで２位。２回目はさらにそれを上回る１３７メートルをマークしたが、「いい風をもらいすぎてジャンプを途中でやめた」とし、着地は無理をせずにテレマークを入れなかった。

　結果的に３・７点差で優勝を逃し、飛型点の減点がなければ逆転の可能性もあったが「決断に後悔はない」と振り返った。さらに「葛西さんも戻ってきた。勝ったり負けたりレベルアップしていきたい」と、今週末のＷ杯２連戦での活躍を見据えた。