×

長崎市の五輪共催断念…JOC会長「理解いただけた」

[ 2010年1月15日 11:34 ]

 長崎市の田上富久市長が広島市との共催で検討していた2020年夏季五輪招致を断念すると表明したことを受け、日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長は15日、「共催では不可能と通知していたのでご理解いただけたと感じている」と話し、広島市の単独招致の場合はJOCとしても「しっかり検討したい。可能性も出てくる」と理解を示した。

 JOCは昨年12月に広島市と長崎市の共催は「1都市開催」を原則とする五輪憲章に抵触するため推薦できない、と通告した。市原則之専務理事は「将来の五輪の在り方に関し、中核都市でも五輪を開催するために共催の声を上げたことは意義があった」と話し、長崎市に対して、スポーツ会議や国際大会など別の五輪運動での協力に期待した。

続きを表示

2010年1月15日のニュース