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中西 高速化に驚く「この記録で残れないとは」

[ 2008年8月9日 21:11 ]

 【北京五輪 競泳】女子百メートルバタフライ予選の中西は自身が持つ日本記録に0秒09差に迫りながら準決勝に進めず「いきなり高速化している。この記録で残れないとは…」と驚きの表情を見せた。

 後半の切れがもうひとつだったそうだが、表彰台を狙う二百メートルに「いいスタートが切れた」と視線を切り替えた。

 ≪加藤「このままでは悔いが残る」≫涙があふれた。女子百メートルバタフライの加藤は「最高の舞台で自分の泳ぎができなかった」とタオルで顔を覆った。
 159センチと小柄ながら大学で上半身を徹底的に鍛え、スピードを磨いて五輪の舞台を初めて踏んだ。しかし序盤から本来の鋭さを欠き「何が悪かったのか今はまだ分からない」と困惑。五輪を最後に引退を示唆していた大学4年生は「このままでは悔いが残る」と声を震わせた。(共同)

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2008年8月9日のニュース