【京都新聞杯】コンジェスタス 無傷の3連勝 高野厩舎&西村淳タッグ 悲願重賞初制覇

[ 2026年5月10日 05:07 ]

<京都11R・京都新聞杯>ベレシート(左)を差したコンジェスタスが重賞初制覇(撮影・長嶋 久樹)
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 ダービー(31日、東京)に向けた東上最終便「第74回京都新聞杯」が9日、京都競馬場で行われた。6番人気コンジェスタスがデビューから無傷3連勝で重賞初制覇。貴重な賞金加算に成功し、世代の頂上決戦への“出走権”を手繰り寄せた。生産牧場ノーザンファームは2月10日の東京新聞杯、きさらぎ賞から史上初の14週連続JRA重賞勝利を達成した。

 後ろを離した2頭の首位争い。内から1番人気ベレシート、外から無敗馬コンジェスタス。レースレコードを0秒1更新する2分9秒9のタイムでの一騎打ちは首差、外に軍配。ゴール板で勝利を確信した西村淳は左拳を力強く握りしめた。「とても強い内容だった。メンバーが強くなった中でこの競馬。ダービーが楽しみ」と喜びを爆発させた。

 精鋭16頭の思いが激しくぶつかったポジション争い。1角で馬群のど真ん中に位置したコンジェスタスにも圧力はかかったが、518キロの巨体でものともしない。「出たところでリズム良く運ぼう、と。1角でベレシートが目の前にいたので、そこについていった」。道中はマークに徹し、直線入り口で外へ。上がり3F35秒3はメンバー最速。見守った高野師も「これまでとは違うペースで、1角もごちゃごちゃしてかなり大変だったはず。そこを切り抜けて勝ち抜けるあたり凄い」と称えた。

 2人にとっては格別な勝利でもある。高野厩舎と西村淳のタッグは13度目の挑戦でJRA重賞初勝利。鞍上が「2年目からずっとかわいがってもらっている。めちゃくちゃうれしい」と顔をほころばせると、高野師も「うちの厩舎にずっと食いついてくれていた(笑い)。調教も手伝ってくれて、かわいいヤツなので」と勝利をかみしめる。

 青写真通りの無傷3連勝。指揮官は「皐月賞を経験している馬は強い」と前置きしつつ、「ベレシートが2着に来るレースで勝てたことは大きい。無事にいい状態でチャレンジできれば」と期待する。コントレイル産駒は青葉賞(ゴーイントゥスカイ)に続いての重賞勝利。父以来の無敗のダービー馬誕生へ――。雄大な夢を背負って東上する。

 コンジェスタス 父コントレイル 母キラモサ(母の父アラモーサ)23年1月27日生まれ 牡3歳 栗東・高野厩舎所属 馬主・シルクレーシング 生産者・北海道安平町のノーザンファーム 戦績3戦3勝(重賞初勝利) 総獲得賞金7083万4000円 馬名の由来は雄大雲(ラテン語)、父名より連想。

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