【川口オート オートレースメモリアル】永井大介がG2・15勝目「若い子には負けたくないからね」

[ 2025年11月16日 17:46 ]

優勝直後、仲間の元に戻って笑顔の永井大介
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 川口オートのG2「オートレースメモリアル」優勝戦が行われ、3枠から発進した永井大介(48=川口)が6周目のバックで祐定響をかわして先頭。猛追する青山周平を退け、今年2度目の優勝を飾った。G2は15勝目。今大会は初制覇。グレードレースは56度目のVとなった。

 青山、鈴木圭一郎のいる優勝戦。永井は自分のできることに徹した。スタートを決め、まずは5周目で佐藤摩弥をかわし、6周目で祐定をパス。最後は青山のエンジン音が聞こえたが、冷静にコースを守って踏ん張り抜いた。

 佐藤励、黒川京介が優勝戦に乗れなくても総大将が勝つ。川口勢の分厚い布陣を感じさせた。「優勝した時、ファンの声援が大きくてうれしかったよ」。永井は笑顔を見せた。

 勝負をかけた調整だった。準決勝までの状態では優勝戦を戦えない。スタートも浮き気味だったので、前日、クラッチの部品を総入れ替えした。「それが意外に重くて失敗したかなと思ったけどね。タイヤも流れていた。それはマヤ(佐藤摩)も同じで、1回顔を見せようと思ったら、(順位が)変わった」。独特の表現でしのぎ合いのシーンを解説した。

 最終周回は永井の技術が結集したような走りだった。「ビジョンで青山が来ていることは分かった。抜かれるかなと思ったが、久々に締めました。(マシンの)状態がいいと戦えるんだなと、自信になりました。まだ若い子には負けたくないからね」

 若手が次々と台頭するオートレース界。だが、かつての王者も必死に食らいつく。意地を見せた永井に黒川が「おめでとうございます」と声をかけると、「おお、そんなことより落車は大丈夫か?」。自分のことより後輩のこと。永井が慕われ続ける理由が分かった。

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