【ボートレースコラム】フライングが増えた原因は温暖化対策の“新燃料”? 季節の変わり目だから?

[ 2025年9月23日 04:30 ]

びわこ大賞の前検日。スタート練習の風景
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 開設73周年記念G1「びわこ大賞」は新燃料に替わって初めてのG1開催となった。

 カーボンニュートラル対応の一環として、地球環境に配慮した「エタノール30%配合ガソリン(E30ガソリン)」を使用しているのは全国24場の中で、現在はびわこと大村。E30ガソリンの使用は、事業部門において日本で初の試み。従来使用していたレギュラーガソリンと比較して、約12~15%のCO2排出量削減が見込まれる。

 ピット内の掲示板に「出力が約2%向上。レバーを握った時にボートの動きが鈍く感じても途中から伸びる場合がある」と張り出されていたが、最近2節のびわこで取材中に得た選手コメントでも「起こしに違和感、ついてこない」、「手前が重くて、先の方で伸びる」、「従来のガソリンより伸びる」、「中間速がいい」などなど、従来の燃料との違和感があるようだ。また「E30ガソリンは自分向きです。早く全場で導入されてほしい」と新燃料を歓迎する向きもあった。

 ところで、びわこ大賞では、節間に8本ものフライングが出てしまった。新燃料の影響かと記者間でも話題になったが、7月のG2全国ボートレース甲子園では節間F2本で比較対象のデータもまだ少ない。季節の変わり目とあって気圧が上がって追い風、気温も下がって“F警報”の条件が重なってしまったようだ。

 今期からフライングの罰則が厳しくなり、F2の事故点が30点、優勝戦でのF2は50点。罰則はどこまでも厳しくなっていくが、フライングは減らない。陸上のようなクラウチングスタートではなく、そもそもが「フライングスタート」形式。舟券を“買う側”として、何よりもファンが楽しめるボートレースのあり方を考えさせられている。(是石 真紀)

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