【住之江・ルーキーS】石本 地元で初優勝!イン寄せつけず「A1には絶対なります」

[ 2024年1月31日 04:45 ]

デビュー初Vを地元で飾った石本裕武
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 ボートレース住之江の「ルーキーシリーズ第2戦 スカパー!・JLC杯競走」は30日、12Rで優勝戦が行われ、石本裕武(23=大阪)が人気に応えるイン押し切り。デビューから約1年3カ月、地元でうれしい初優勝を飾った。2着は高井雄基、3着には野中一平が入った。

 131期の同期・広瀬凜が養成所時代を振り返って証言する。「石本が焦っているところを見たことがなかった。いつも冷静でハートがムチャクチャ強いです」。舞台はプロの世界に移っても、初優勝が懸かった大一番であっても、鋼のメンタルはビクともしなかった。

 A1級が4人もいる優勝戦。初Vが懸かった並の新人なら浮ついてミスしてもおかしくない状況だが、石本はインから寄せつけず、あっさり初Vを決めた。

 「いい緊張感でした。外が伸びてきたけど、冷静に回れました。地元のルーキーで初優勝できて最高です!」

 年末に大師匠に当たる石野貴之が「現状は“うまさ”が目立っているけど、これに“強さ”が出てくれば相当な選手になる」と予言していたが、今節は強さも十二分に感じさせる進化を遂げた戦いぶりだった。

 次の目標は記念切符。「A1には絶対になります。勝率7点や最優秀新人も狙いたい」。恐ろしいスピードで駆け上がっていく彼なら、それも難なくクリアするだろう。

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