【みやこS】ワールドタキオン　初の斎藤親子重賞Vだ！「いい状態でレースを迎えられる」

　【東西ドキュメント・美浦＝1日】今週は米国で本家ブリーダーズC、大井ではJBCと競馬の祭典が行われる。そんな中、京都で行われるのがダートG3みやこS。重賞ウイナーはサンライズホープのみ。重賞初制覇を狙う馬たちが集まった。

　鈴木智が注目しているのはワールドタキオン。公営・園田からJRA再転入後3連勝。勢いに乗って挑んだ前走・エルムS（G3）では、4角先頭の積極策で見せ場をつくったが半馬身差されて2着に敗れた。斎藤誠師は「抜け出してソラを使ったところを差されてしまった」と敗因を挙げた。この日の最終追いはメンアットワーク（4歳3勝クラス）を3馬身追走して、6F81秒2～1F11秒7で内併入。「仕上げの過程はうまくいって、いい状態でレースを迎えられる。輸送も問題ないです」と指揮官。鞍上は引き続き斎藤新。初となる親子重賞制覇も懸かる。