【峰竜太のアロハな気分】弟子の存在ってやっぱり大きい いずれ自分を超えてほしい、でも…

[ 2023年10月25日 07:00 ]

先月のからつ周年に出場した峰グループの(左から)常住蓮、山田康二、峰、上野真之介、安河内将
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 毎月第4水曜日にお届けする佐賀県唐津市出身でボートレース界のスーパースター・峰竜太のコラム「アロハな気分」。これまでは西部版のみの掲載だったが、大好評につき第4弾の今回から全国の紙面でも掲載されることになった。今回は7人いる弟子に関する話や、技術以外の部分での峰竜太の強さに迫ります。プライベートでは家族でVRでボートレース体験も。やはりVRもうまかった!?

 「スポニチ読者のみなさん、アロハ~。ボートレーサーの峰竜太です。先月の地元周年は準優勝。(地元周年)初Vはできなかったけど、焦らなくてもいつか獲れる手応えを得た。現在はSG復帰のダービー出走中。応援よろしく!」

 最初の話題は峰の師弟関係について。師匠は引退した松尾孝明さんで、峰の弟子は7人いる。今は弟子に師事する選手も出てきて、グループ全体で見ると13人に及ぶ。先月のからつ周年には“峰グループ”から弟子の山田康二、上野真之介、安河内将、山田の弟子の常住蓮が参戦した。

 「直系の弟子は7人いて、これで終わりにした。あとはグループの人数が増えるかどうか。弟子の存在ってやっぱり大きいですよ。ヤマコウ(山田)とかノスケ(上野)とか特に記念戦線で一緒に戦って、キツいところを見てくれている。2人の前で賞金王を獲れたのはいい思い出ですね」

 峰はどんな指導で育ち、どんな指導で弟子を育てたのか。

 「僕はあまりいろいろと言わない方。背中を見せて自由にさせたい。僕も師匠からは技術的なことはそんなに教わらなかった。自由にやっている自分を守ってくれたのが師匠。本当に感謝しかないですね」

 最後に弟子らグループの選手への思いを聞いた。

 「弟子たちには、いずれ自分を超えてほしい。でも僕がいつまでも最前線を張っとかないと。強くないと教えるものも教えられないし、言いづらくなっちゃう。辞めるまでは目標になっていたい」

 いつまでも偉大な背中を見せ続けるつもりだ。きょう25日は蒲郡で開催中のSGダービー2日目。前日のボートレース面ではインタビューで熱い思いを語り、その中で『“強さとは”にフォーカスして、メンタルを強化した。で、手に入れられたと思ってる。レースがうまい、ターンがうまい人と、強い人は違う。大きい舞台での精神力なんですよね』という箇所がある。

 「独学でメンタルトレーニングをした。最初は手探りでしたね。技術以上のことは先輩たちから教われないし、メンタルを強化している人は少ない。失敗したレースのリプレーは見ずに、前だけを見た。あとはいいな、と思ったらやり続ける。自分のことを強いと思えたら強いんです。人よりもたけていると思うと余裕が生まれるので。弱気な部分がなくなっていくだけでも違うと思う」

 うまくなる、強くなる秘けつにも独自の考えを教えてくれた。

 「好奇心ですね。それがなくなると成長しない。僕の場合は昨日よりもさらに新しい何かを探す。変化を恐れずに攻める気持ちが強い人だと思う。交流はないけど、サッカーの本田圭佑選手や、野球の大谷翔平選手はメディアを通じても新しいことにチャレンジ、新しい何かを発見しようとしているのが伝わってくる。そういう攻めの姿勢が、自分の理想ですね」

 トップを走りながらも変化を恐れず、好奇心を失うことなく新たな試みを続ける。

 ≪常連さんも感動のテク》○…プライベートでは「子どもたちに体験させてあげたくて」の思いから、家族でVRのボートレースを体験した。峰自身も初めてやったそうだが「そこにいた常連の人に“後ろから見ててうますぎて感動した”と言ってもらった」と上機嫌で初体験を振り返ってくれた。

 ◇峰 竜太(みね・りゅうた)1985年(昭60)3月30日生まれ、佐賀県唐津市出身の38歳。唐津西高校時代はヨット部に所属し、インターハイ、国体、世界選手権に出場。ボートレーサーとしては佐賀支部の95期生として04年11月にプロデビュー。18、20年のグランプリを含む最高峰のグレードレースSGを5度優勝。今年は8度のVで通算では99回のV(10月24日時点)。生涯獲得賞金は15億円を超える。1メートル71、血液型B。

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