英G1・2勝フクム引退…日本で種牡馬入り

　昨年6月のコロネーションC、今年7月のキングジョージ6世＆クイーンエリザベスSと芝2390～2410メートルの英G1を2勝したフクム（牡6＝英O・バローズ、父シーザスターズ）の引退が決まった。17日、オーナーのシャドウェルエステート社が発表。今後はダーレー・ジャパン（北海道日高町）で種牡馬入りする。

　19年9月にデビューし、通算18戦11勝。1日の凱旋門賞9着がラストランになった。1歳下で通算11戦10勝の全弟バーイードは昨秋の英チャンピオンS4着後に引退、シャドウェルスタッド（英国）で種牡馬入りしている。