【京王閣競輪・スポニチ杯・初日11R】森田優弥　スケール大の逃げ切り勝ち「突っ張れなかった分も…」

パワフルな動きで初日快勝の森田
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　＜京王閣初日11R＞これが格上の走りだ。森田優弥（25＝埼玉）の逃げ切りは力の違いを見せつけるのに十分な内容だった。「突っ張るつもりだったが緒方（将樹）君の勢いが良くて4番手に。突っ張れなかった分も（早めに）行こうと思った」と捲りに構えず打鐘3コーナーからスパート。マークした木村隆弘が遅れると「離れていたのが分かったのでちょっと待った」と余裕たっぷり。スケールの大きな勝ちっぷりだった。

　レース内容は圧勝でも「緊張していた」と打ち明けた森田。9月立川記念を制した直後の別府F1で準決勝敗退。「記念を勝ったあとなのにいいレースができなかった」と悔しさを抱えたまま今回を迎えていた。プレッシャーを感じながらも前回のうっぷんを少しだけ晴らした25歳は「バンクも軽かったし、しっかり自分のペースで行けました」と納得顔で胸を張った。

　直前の秋田合宿の成果を実感しただけに、このまま波に乗りたいところ。地元の鈴木竜士に前を任された準決勝12Rもパワフルな走りで圧倒してみせる。