元騎手で親日家のミナリク氏が死去 48歳 4度ドイツリーディングに輝いた名手 JRA短期免許で29勝

[ 2023年9月5日 19:54 ]

ミナリク氏
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 4度ドイツリーディングに輝いた元騎手のフィリップ・ミナリク氏が死去した。5日、フランスの競馬専門チャンネル「エキディア」が報道。48歳だった。

 チェコのプラハ出身で91年に騎手デビュー、97年にドイツの騎手免許を取得し、4度リーディングに輝くなど活躍した。親日家として知られ、14年ジャパンC(アイヴァンホウ6着)でJRA初騎乗を果たし、18年から3年連続でJRA短期免許を取得。JRA通算29勝をマークしている。

 20年7月3日にドイツのマンハイム競馬場で落馬事故に見舞われ、意識不明の重体となり、一命を取り留めたが騎手としてのキャリアを絶たれた。

 21年凱旋門賞では親友のレネ・ピーヒュレク(36)がミナリク氏から譲り受けた鞍を使用し、トルカータータッソとのコンビで凱旋門賞制覇を成し遂げた。

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