快速ジャングロ　初の千直にうってつけの先行力　今週はアイビスサマーダッシュ

アイビスサマーダッシュで重賞2勝目を狙うジャングロ
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　今週は夏の新潟が開幕。西日本の開催はなく、札幌との2場開催となる。

　新潟開幕週を飾るのは名物千直重賞の「第23回アイビスサマーダッシュ」。今年もスピード自慢が集まった。

　注目は昨春NHKマイルC7着以来のジャングロだ。2歳時に中京2歳S（芝1200メートル）をレコード勝ちした快速馬。昨春ニュージーランドTを逃げ切った先行力は初の千直にうってつけだ。1年以上のブランクはあるが、21日には坂路4F50秒7の好時計も出ており、いきなりエンジン全開か。

　6歳馬トキメキが力をつけてきた。当舞台では昨春の駿風Sを勝ち、前走・韋駄天S（3着）は勝ち馬と0秒1差の接戦。舞台実績の強みを生かせば重賞初Vも夢ではない。昨年の当レース2着馬シンシティは前走・韋駄天S（11着）のような傷んだ芝よりも開幕週の絶好馬場が合う。2年前の優勝馬オールアットワンスや、芝初挑戦も好ダッシュを秘めるヴァガボンド。今村と初コンビを組むメディーヴァルも千直V実績馬で目が離せない。