今村聖奈、騎乗停止から復帰勝利一夜明け…ファンへ謝罪＆感謝「少し慣れてきて、環境に甘えすぎていた」

＜阪神1R＞スタンドのファンのサインに応じる今村聖奈（撮影・井垣　忠夫）
Photo By スポニチ

　スマートフォンの不適切使用で先月13日から11日まで30日間の騎乗停止となった今村聖奈（19＝寺島）が復帰後初勝利を飾った18日から一夜明けた19日、自身のツイッターで、ファンへの謝罪と感謝をつづった。

　阪神1R・3歳未勝利（ダート1400メートル）で5番人気ハクアイアテナ（牝＝今野、父ヘニーヒューズ）に騎乗し、中団を追走。直線は馬群の外から脚を伸ばし、2着馬との叩き合いを制した。今年のJRA16勝目、通算67勝目。今村は「不安材料なく臨めましたし、最後も人のアクションにしっかり応えてくれました」と振り返った。

　復帰勝利から一夜明けたこの日、今村は「ファンの皆様、関係者の皆様この度は大変ご迷惑をお掛けし申し訳ございませんでした」とツイッターで謝罪。「改めて一勝の重みを感じたとともに、レースに対する難しさを感じました」とレースについて振り返り「コラムでは先に謝罪させて頂きましたが、SNSの方ではレースが終わってからの方が良いのではとの話があった結果今に至りました。遅くなりすいません、騎乗停止の1カ月間は自分を見つめ直す期間でもありましたし、何のために騎手になったのか、小さい頃から目指していた騎手はどんな騎手だったのか改めて考え直す時間でもありました。デビューして少し慣れてきて、環境に甘えすぎていた部分もありました」と反省した。

　続けて「社会人になり、人として行動と言動には改めて自覚を持たないといけないなと思いました」といい「ファンの皆様、報道があってからも温かいメッセージありがとうございました」とファンへの感謝を伝え「これからは信頼を少しでも取り戻せるように再スタートだと思って頑張りますので応援よろしくお願いします」と呼びかけた。