【阪神新馬戦】テラメリタ世代1番星!新種牡馬ブリックスアンドモルタル産駒でも第1号

[ 2023年6月4日 05:13 ]

<阪神5R2歳新馬>直線で抜け出し勝利するテラメリタ (撮影・亀井 直樹) 
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 阪神5R(芝1600メートル)JRA2歳新馬戦の勝ち上がり第1号は新種牡馬ブリックスアンドモルタル産駒のテラメリタ(牝=須貝)だ。最内枠からジワッと先手を奪うと直線は後続を突き放し3馬身半差の快勝。勝利に導いたルメールは「自分のペースで走らせて直線はいい加速を見せてくれた。まだ子供だけど真面目だし伸びしろはある。距離はマイル以上、絶対いける」と太鼓判。母テラノヴァ(2勝クラス2勝を含む計4勝)も管理した須貝師は「追い出してからの走りは母より軽く見えた。新種牡馬で結果を出せて良かったし縁のある血統というのも良かったよ。1発目の新馬戦やからね。(当日が自身57歳の誕生日で)いいプレゼントになったよ」と笑みを浮かべた。

 父ブリックスアンドモルタルは現役時代13戦11勝、19年の米エクリプス賞年度代表馬に輝いた。社台ファーム代表の吉田照哉氏が種牡馬としての所有権を購入し、日本でスタッドイン。勝利を見届けた吉田氏は「牧場で産駒に乗っているスタッフも“サンデーサイレンスの再来”と言ってくれていた。その片りんを見られて、これからが楽しみ」と期待を寄せた。

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