【佐賀・第22回ル・プランタン賞】9日出走 エイシンレミー能力の高さは証明済み 予想印を公開

[ 2023年4月7日 12:00 ]

重賞デビュー戦で2着に5馬身差をつけるなど能力の高さは証明済みのエイシンレミー
Photo By 提供写真

 佐賀競馬新年度一発目の3歳牝馬限定重賞、地方全国交流の「第22回ル・プランタン賞」(距離1800メートル・1着賞金600万円)が9日6R(18時15分発走)、ナイター開催の佐賀競馬場で行われる。グランダム・ジャパン2023(全国各地で行われる世代別牝馬重賞シリーズ。競走成績による獲得ポイントで各世代の女王の座を争う)3歳シーズンの対象レースで注目したい。

 ◎②エイシンレミー 昨年5月北海道でデビューし4戦を経て11月佐賀に転入。年明け初戦1月3歳牝馬限定の1800メートル戦「花吹雪賞」で重賞デビュー。道中脚を溜めつつポジションを上げ直線に向くと一気に加速。2着イチノコマチに5馬身差をつけ重賞初Vを飾った。続く1750メートルの3歳特別戦は3着、前走1400メートルの牡馬、牝馬混合3歳重賞「飛燕賞」は7着に終わったが、能力の高さは証明済みで巻き返すとみた。

 ◯⑨ミヤノウッドリー 今年初戦1月準重賞の「佐賀若駒賞」は2番手から早めに抜け出しイチノコマチをおさえてV。続く「花吹雪賞」はエイシンレミー、イチノコマチの後塵を拝して3着。1戦を挟んで前走の「飛燕賞」は4着とリズム下降気味の感だが、距離や相手を問わず粘りが効くタイプ。初の重賞Vへまい進する。

 ▲⑦ディーディーデイ 昨年デビュー戦の900メートル戦、今年2月1400メートル戦を勝利し前走3月「飛燕賞」で初重賞の舞台を踏んだ。2番手でレースを進め、逃げるモーモーレッドをゴール前で捕らえ重賞初Vを飾った。初の1800メートル戦となるが、前目でペース次第では重賞連続Vもあり得る。

 ☆⑤カタラ 兵庫の1勝馬だが、全8戦で掲示板を外していない。昨年12月佐賀2歳牝馬新設重賞1400メートルの「フォーマルハウト賞」は追い込んで2着。佐賀コースの相性、しぶとさは申し分なく怖い。

 Δ⑩マルグリッド 北海道でデビューし11月に兵庫へ。今年1月重賞初挑戦の姫路3歳牝馬限定「兵庫クイーンセレクション」で2着に入線。前走3月姫路1500メートルの特別戦は1番人気にきっちり応えた。地力アップは顕著で初の佐賀でも一発を秘める。

続きを表示

2023年4月7日のニュース