【佐賀・九州クラウン】26日出走 リュウノシンゲンが佐賀勢相手なら一枚上 予想印を公開

[ 2023年3月24日 12:00 ]

佐賀勢同士の戦いなら自在性、瞬発力ともに一枚上のリュウノシンゲン
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 今年度の佐賀競馬重賞並びに古馬短距離路線締めの一戦である「第2回九州クラウン」(距離1400メートル/1着賞金300万円)が26日6R(18時05分発走)、ナイター開催の佐賀競馬場で行われる。昨年の第1回大会は最終コーナーを中団で迎えたタガノキトピロが直線に向くと一気に加速し重賞初制覇。今年も流れ次第の感で多くの馬にVチャンスがある。

 ◎⑨リュウノシンゲン 20年は岩手2歳重賞3V、21年は岩手3歳重賞4連勝し岩手3歳2冠をもぎ取った。川崎を経て昨年6月に佐賀に転入してくると7月重賞「吉野ヶ里記念」、12月佐賀グランプリにあたる重賞「中島記念」を制した。中央交流佐賀2大レースである昨年8月「サマーチャンピオンJpnⅢ」、今年2月「佐賀記念JpnⅢ」はJRA勢には及ばなかったが佐賀所属馬最高着順(それぞれ6着、7着)を確保。佐賀勢同士の戦いなら自在性、瞬発力ともに一枚上で距離も問わない。重賞10Vへ突き進む。

 ◯⑤ロトヴィグラス 佐賀競馬が誇る〝逃走男子〟。昨年6月「佐賀がばいダッシュ」で重賞初V後は重賞ではやや苦戦を強いられているが前々走1月A級戦「球磨川賞」、前走2月A級戦「佐賀スプリングダッシュ」はいずれも逃げ切りに成功。リズムが上昇傾向にあり3連逃へ敢然とハナに立つのみだ。

 ▲④アイリッシュセンス JRAでデビューし、昨年まで13戦して2勝ながら2着5回、3着2回と力戦を演じ、今年佐賀に転入。前走3月「はがくれ大賞典」で重賞デビューを果たすが7着に終わった。スピードは十分にあるが2000メートルは長かった印象で今回3ハロンの距離短縮がプラスに働くとみた。

 ☆②ダイリンウルフ 昨年11月に大井からデビュー地の佐賀に舞い戻ってきた。12月重賞「ウインターチャンピオン」は中団から追い上げ、逃げるスーパースナッズを捕らえて重賞初制覇。今年は3戦してVはないが、6・4・3着と上り調子で争覇圏内にいる。

 Δ①スーパースナッズ 重賞Vはないが、昨年12月「ウインターチャンピオン」で2着に入線。今年も前2走のA級戦でいずれも2着と見せ場を作っている。今回はロトヴィグラスが居て2番手から一発を狙うのが理想形か。

<スポニチアネックス予想班>

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2023年3月24日のニュース