【弥生賞】母父ディープインパクトの若駒S組ワンダイレクト

[ 2023年2月28日 05:30 ]

ワンダイレクト
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 過去10年の傾向から勝ち馬を探る「up to データ」。今週は皐月賞トライアル「弥生賞ディープインパクト記念」を分析。本番に直結する重要ステップを制するのはどの馬か?

 若駒S組と1勝クラス組が最多2勝。最多11頭が出走しているホープフルS組(G1昇格後)は【1・1・5・4】で、複勝率こそ63・6%と高いものの、頭では狙いづらい。ちなみに、連対馬2頭は関東馬。関西馬は評価を落とした方が賢明か。共同通信杯組は【0・0・0・4】だが、有力馬の参戦はなく、成績が悪いとは言いづらい。注目したいのが未勝利組。今年は有力馬が多く出走を予定しているが【0・0・0・8】と馬券圏内ゼロ。本格化する前とはいえ、21年には、のちの重賞2勝馬ソーヴァリアントですら4着に終わっている。3歳戦とはいえ、ある程度の“格”は必要とされる。

 キャリア3戦(ここが4戦目)が最多4勝。キャリア2戦は2勝ながら、連対率はトップの28・6%と好成績を収めている。一方、キャリア6戦以上は【0・2・0・16】と不振。伸びしろのある馬を重要視した方が良さそうだ。

 【7・1・1・8】と驚異的な数字を誇るディープインパクト産駒。今年出走馬はいないが、ディープの血が入った馬には期待したい。ハーツクライ産駒は勝ち鞍こそないものの【0・5・1・5】で、安定感のある走りを見せている。

 母父ディープインパクトのワンダイレクトを本命視。前走・若駒Sは惜しい2着で高い能力を示した。キャリア2戦で伸びしろ十分。先行力を生かし、皐月賞への道を切り開く。

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