【和歌山競輪 和歌山グランプリ(G3)最終日12R】脇本別格!さあ完全V

[ 2023年1月15日 04:50 ]

脇本雄太
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 和歌山競輪開設73周年記念「和歌山グランプリ(G3)」は15日、12Rで決勝戦が行われる。連日、桁違いの脚を披露する脇本雄太(33・福井)が完全Vへ加速。最強コンビの古性優作とワンツーか。いや、新田祐大がライン4車を生かして力勝負。白熱の攻防だ。

 <12R>真杉と深谷は単騎。脇本―古性の近畿SS最強コンビに、新田がラインの厚みを生かして力勝負を挑む構図。唯一、無傷3連勝と脇本の強さは別格だ。新田も強いが、特選で勝ちパターンの新田を粉砕した脚は圧巻。最後は希代の加速力で制圧し完全Vを決める。番手は当然古性。初日は完敗も、脇本が無理な仕掛けならゴール前で肉薄する。

 連日の新田は好調期の強烈なスピードだ。ライン4車を生かして会心のスパートなら、切れ味鋭い守沢とともに首位争いを展開も。単騎でも真杉の奇襲駆けや、健在示す山崎芳も注。

 <1>脇本雄太 ジャンのところで行くべきか迷いがあった。気持ちの面で調子の悪さが出ている。踏めている感じはあるけど、いい時に比べるとまだまだ。自力。

 <2>真杉匠 日に日に良くなっているけど、(中団捲り)あれで行かれるんじゃ。新田さんとスピードの差があり過ぎ。単騎でも自力。

 <3>新田祐大 タイミングを逃さないように自力。

 <4>山崎芳仁 (脇本が)踏み出してからは遅いので必死で踏んだ。年の割には踏めている。北の3番手です。

 <5>古性優作 (南)潤が気迫で走ってくれた。踏んだ感触は悪くはないです。決勝へ向けてしっかり備えたい。脇本さんの番手。

 <6>藤田勝也 記念の決勝は初めて。地元戦に向けてやってきたことが結果につながった。古性君の後ろ。

 <7>守沢太志 本気で(新田を)抜きにいったけど抜けなかった。新田君が強い。サドルで気になったところをいじろうかな。新田君。

 <8>佐藤友和 新たなチャレンジで挑んだけど、結果として良い方向に。今後が楽しみですね。北の4番手。

 <9>深谷知広 ホームから1コーナーで行ければ良かったけど、態勢が整っていなかった。感じは悪くはなく上向き。単騎で自力。

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2023年1月15日のニュース