【平塚競輪GP初日11Rヤンググランプリ】寺崎新時代見えた

[ 2022年12月28日 04:50 ]

ヤンググランプリに向けて拳を突き出す寺崎(撮影・篠原岳夫)
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 暮れの大一番「KEIRINグランプリ2022」(優勝賞金1億2380万円)は30日、平塚競輪場で行われる。昨年同様、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、グランプリ9戦士は1日遅れの、28日に登場する。シリーズ初日のメインは次代のスター候補がそろった11R「ヤンググランプリ2022」(優勝賞金576万円)。寺崎浩平(28=福井)がナショナルチーム仕込みのスピードで制圧するとみたが、将来性ある若武者がそろい大激戦だ。また1~10RではオールS級によるF1「寺内大吉記念杯」が開催される。

 <11R>単騎戦の寺崎の捲り一発に期待したが激戦。ライン構成は吉田―菊池の関東勢、山口―橋本の岐阜勢、犬伏―石原の四国勢、そして町田に松岡で細切れ戦。積極的に出るのは吉田か犬伏か町田。寺崎はこの動きを見極め、好機に捲って首位。山口の逆転十分。

 <1>吉田有希 内容も結果も、思っていた以上に良かった一年でした。前で自力。

 <2>寺崎浩平 競技も競輪も、ある程度の手応えをつかんだ一年でした。自力。

 <3>山口拳矢 調子は右肩上がり。前で自力。

 <4>菊池岳仁 しっかり練習できた。吉田君の番手で。人の後ろは初めて。しっかり追走して勝負したい。

 <5>石原颯 落車が多くて自分のレースができない時期もあったけど、徐々に戻っている。犬伏さんへ。

 <6>橋本優己 だいぶ成長できたけど、まだまだ上を目指さないと。山口さんの番手。連係自体は3回目。

 <7>町田太我 成績通りの一年。前回も力不足。悔いのないように自力。

 <8>松岡辰泰 今期に入ってから充実していると思う。町田君の番手へ。

 <9>犬伏湧也 良かったり内容が悪かったり…。一年を通じて成長できた。状態は普通。自力で。

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2022年12月28日のニュース