【東京ハイジャンプ】ゼノヴァース重賞初制覇 2番手追走から平地3勝の脚力で差し切った

[ 2022年10月17日 05:19 ]

<東京9R・東京ハイジャンプ>重賞初制覇のゼノヴァース 
Photo By スポニチ

 J・G2「第24回東京ハイジャンプ」は3番人気ゼノヴァースが1番人気ホッコーメヴィウスとの叩き合いを制し、重賞初制覇を飾った。2番人気オジュウチョウサンは9着に沈んだ。

 道中から一騎打ちの様相。逃げるホッコーを見ながら2番手からレースを進めたゼノヴァース。直線入り口で射程圏に捉えると、平地3勝の脚力で差し切った。森一は「ベースの部分が成長し、飛越も上手になっていた。息の抜き方を覚えたらもっと上が目指せる」とさらなる上積みを強調。自身も重賞初勝利となった小林師は「(定年引退の)藤沢和雄先生からこの馬を引き継いでプレッシャーがあったが、一つタイトルを獲ることができてホッとしている。前走落鉄して痛めた爪が何ともなければ、京都ジャンプS(11月12日、阪神)に向かうと思う」と展望を語った。

 ゼノヴァース 父ディープインパクト 母リズムオブライト(母の父ビートホロー)17年1月7日生まれ 牡5歳 栗東・小林厩舎所属 馬主・フクキタル 生産者・北海道新冠町のパカパカファーム 戦績22戦6勝(うち障害8戦3勝) 総獲得賞金1億1865万円 馬名の由来は未知の領域。

続きを表示

2022年10月17日のニュース