【毎日王冠】レイパパレ 坂路でラスト軽快12秒9!高野師「力強く動けていた」

[ 2022年10月6日 05:30 ]

坂路で追い切るレイパパレ(撮影・亀井直樹)
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 紅一点とはいえレイパパレの実績・底力は文句なしの主役級。坂路単走の4F54秒1~1F12秒9はラストに気を抜かせることなく、しっかりとした脚取りで駆け上がった。力感ほどに好タイムになっていないのは「後半に追い切って時計のかかる時間帯」との高野師の注釈通りで「チップをしっかり蹴り上げて力強く動けていました」とフットワークに合格点を与えた。

 一流のディープインパクト産駒は広い東京コースでドル箱の安定感を誇るが、レイパパレは前走・ヴィクトリアMで一度走ったのみ。1番人気で12着に敗れた結果に「ゲートでつまずいて二の脚で挽回しましたが、前半のエネルギーの浪費とスムーズさを欠いたことで厳しいレースに」と分析、同じ東京の舞台に起用して巻き返しを誓う。「筋肉にボリュームが出て完成期に入ってきました」。ゴムまりのようにムチムチした馬体に指揮官は手応えを深めている。

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2022年10月6日のニュース