【大井・マイルグランプリ】復活ゴールドホイヤー重賞4勝目!積極的に運び11戦ぶり勝利

[ 2022年7月28日 05:00 ]

好位抜け出しで快勝したゴールドホイヤー
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 「第29回マイルグランプリ」が27日、大井競馬場で行われた。5番人気ゴールドホイヤーが直線で抜け出して優勝、4つ目の重賞タイトルを手にした。同馬と2着スマイルウィには「第69回日本テレビ盃」(Jpn2、9月28日、船橋)への優先出走権が与えられた。

 20年の羽田盃馬が鮮やかに復活した。「このところ馬の調子が上がってきていた」とレース後、声をそろえた岩本師と山崎誠。その言葉通り、近走には見られなかった積極的なレース運び。まずは課題だったゲートを決めると無理に抑えることなく3番手をキープ。勝負どころの4コーナーでも絶好の手応え。直線は先に抜け出したスマイルウィとの一騎打ちとなったが残り100メートル。山崎誠のアクションが激しくなるとそれに応えるように末脚を伸ばし、1馬身振り切ってゴールを駆け抜けた。

 「久々にこの馬らしい、いい競馬をしてくれた。行きっぷりが良く、前からの競馬になったが、しまいはしっかり伸びるので直線は自信を持って追った」と11戦ぶりの勝利に導いた山崎誠は破顔一笑。昨年、この馬で勝利した報知グランプリC以来の重賞制覇となった岩本師も「これで秋が楽しみになった」と8月の重賞を飛ばして9月以降でのタイトル獲りに照準を定めた。

 ◆ゴールドホイヤー 父トランセンド 母ベルグポルカ(母の父ピルサドスキー) 牡5歳 川崎・岩本洋厩舎 馬主・岡田初江氏 生産者・北海道新ひだか町の静内酒井牧場 戦績22戦7勝 総獲得賞金1億942万5000円

 ▼2着スマイルウィ(張田昂)体重は減っていたが状態は良かった。初めての重量、コースでよく頑張った。

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