【桐生・ルーキーS】宮之原が当地連覇 コンマ10の快S、イン押し切った

[ 2022年4月8日 05:30 ]

表彰式で優勝盾を手にする宮之原
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 ボートレース桐生の「第15回ドラキリュウカップ ルーキーシリーズ第7戦スカパー!JLC杯」は最終日の7日、第12Rで優勝戦が行われ1号艇の宮之原輝紀(24=東京)がインを押し切り1着。昨年11月のG3に続く当地連覇(通算6V、今年初)を決めた。松本一毅と馬野耀の2着競りは松本に軍配が上がった。

 機力差を克服しての価値ある優勝となった。「準優はターンで止まっていた。優勝戦も立ち上がりが遅くてハナを切らないとと思って早く起こして、そのまま行った」と、インからコンマ10の快ショット。エース機を味方に初Vを狙う馬野が3コースのカドに引っ張ったが、宮之原は影すら踏ませることを許さなかった。そして一寸の狂いもない完璧なターンに「1Mは久々にいいターンができました」と自画自賛。質のいいスタートと切れ味あるターンで不安を抱えたままの優勝戦を克服した。昨年9月は周年記念でベスト6入り、前回のG3で当地初V。水面のアドバンテージはバッチリだった。「1月の若松で飛んでしまい今回は絶対に勝ちたかった」。インから逃した優勝1回分をしっかりと取り返した。

 逸材がそろい注目されていた118期生からは早くも栗城匠、板橋侑我と2人のG1覇者が誕生。「焦りはないです。同期の活躍は素直にうれしい」。どんと構え「ルーキーも記念も結果が出るよう一走一走ですね。それがステップアップにつながると思っている」と今後の目標を語った。

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2022年4月8日のニュース