新原、野畑はデビュー開催で初勝利

[ 2022年4月8日 05:30 ]

新人騎手紹介式で決意を新たにした小林、新原、野畑(左から)
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 【地方からの風】4月は新たな出会いの季節。今年は南関東だけで8人の騎手がデビューする。4日から開催の川崎では同期に先駆け3人がデビューした。

 4日のデビュー初日、一番乗りで勝ち星を挙げたのが新原周馬(にいはら・しゅうま、18=林隆之)だ。2Rのデビュー戦で2着した後の2戦目5R。1番人気のアイディアリストで直線2番手から抜け出すとトレヴァーの追い込みを首差しのぎ、もぎ取った。「勝ててホッとした」と満面の笑みを見せた後「前日の調整ルームで凄く緊張したが、その分、馬に乗っている方がリラックスした。将来は南関東を盛り上げられるように活躍したい」と夢を語った。

 7日の5Rで初勝利を飾ったのが野畑凌(のばた・りょう、17=佐藤博)。単勝5800円という10番人気の伏兵を持ってきて穴党を喜ばせた。「同期に先に勝たれて焦ったが、勝ったレースは落ち着いて乗れた。勝利の印象はあっけない感じ。でも本当にうれしい」と振り返った。

 もう一人が紅一点の小林捺花(こばやし・なつか、17=田島)。「自分が騎手というのが実感できて凄くうれしい。迫力のある追い方ができる騎手になりたい」と憧れる山崎誠に自身の姿をダブらせていた。

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2022年4月8日のニュース