【まるがめ・G1京極賞】永井 バースデー節で周年記念初V!「仕上がり良かった」

[ 2021年11月20日 05:30 ]

G1京極賞を制して自身初の周年記念制覇となった永井彪也
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 まるがめボート開設69周年記念の「G1京極賞」は19日、12Rで優勝戦が行われた。スタート展示同様に枠なりの3対3から、永井彪也(29=東京)がトップスタートを決めて逃げ切り優勝。V賞金1000万円ほかを獲得した。3コースから捲り差した平高が2着。4コースから最内を差した北村が3着に入った。この大会は今回で、12年連続1号艇の選手が逃げて優勝という結果となった。

 今節2日目の15日に29歳になった永井が、予選首位通過からシリーズの王道を突き進んでV。バースデー節で、うれしい「周年記念初V」を飾った。

 「結果的に仕上がりは良かった。準優よりもいい仕上がりで行けましたね」

 スタート展示、本番ともに枠なりの3対3。インからトップスタートを決めたが、センター勢がヘコんで外枠勢が見えるヒヤヒヤなスリットだった。それでも、抜群だったターン回りを信じて1Mを先マイ。出口で後ろに大きな差をつけてVを決定づけた。

 「この後のグランプリシリーズ、来年のクラシックが決まって良かった。栗城匠君(平和島67周年)や、大池佑来さん(江戸川66周年)が出場権を獲っていたので、自分も獲れて良かった」

 19年9月の三国ヤングダービーでG1初優勝。その後から、周年記念での優勝はどこかで獲りたいと思い続けてきた。「お客さんが凄く喜んでくれたしうれしい」と笑顔を見せた。

 「今年のグランプリ出場は厳しいけど、来年は行けるように賞金を稼ぎたい」

 今年の東京勢は、芦屋オーシャンカップ、大村ダイヤモンドカップを制した浜野谷憲吾を筆頭に、栗城匠や大池佑来らが躍進を遂げた。同期の丸野一樹の活躍も刺激になっているだろう。今年の年末、来年が今から楽しみだ。

 《次走》優勝した永井彪也は27日からの戸田一般戦で江口晃生、石渡鉄兵らと対決。中田元泰は12月22日からの若松一般戦で森高一真、谷野錬志らが相手。平高奈菜は23日からの多摩川G2レディースチャレンジカップで平山智加、守屋美穂らと激突する。北村征嗣は12月24日からの下関一般戦で中辻崇人、桐生順平らと覇権を争う。平尾崇典は26日からの大村一般戦で片岡雅裕、石丸海渡らと対戦。井口佳典は27日からの津一般戦で坂口周、河村了らと火花を散らす。

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2021年11月20日のニュース