“新人”辻野師、アーモンドアイに学ぶ

[ 2020年3月4日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=3日】国枝師が美浦トレセンでは見かけないホースマンと連れ立って調教スタンドを歩いている。「調教師試験に合格した辻野君だよ」と、梅崎にも紹介する国枝師。「角居厩舎の調教助手時代には2頭のダービー馬を手掛けたらしい。私もダービーの勝ち方を教えてもらおうと思っているんだ」と笑ったが、辻野師は開業までに美浦でも研修を積んでおこうと国枝厩舎を訪れたのだった。

 2人が見守る中でアーモンドアイ(28日のドバイターフ出走予定)が軽快にフットワークを伸ばしていく。「おおむね順調だね。体つきもいいし、落ち着いている。明日(4日)にルメールで追い切るから」。11日に検疫入りし、18日に僚馬カレンブーケドール(ドバイシーマクラシック出走予定)とともに出国する。

 弥生賞ディープインパクト記念にディープ産駒として唯一出走するサトノフラッグは坂路でキャンター。「追うと沈み込むフォームになる?そうだね、競走馬はしまいがしっかりしていることが重要」と語っていた。

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2020年3月4日のニュース