【京成杯】ミスターX 1戦1勝デルタバローズ、潜在能力期待

[ 2018年1月14日 05:30 ]

 中山11R・京成杯はデルタバローズ。まだ1戦1勝の身だが、その勝ちっぷりが良かった。東京のマイル戦を好位2番手から押し切りV。非凡なスピードで先行して、後続を楽に4馬身ちぎった。2着エフティアテナ、4着ローザフェリーチェは後に未勝利を脱出しており、レースレベルも低くない。秘めるポテンシャルの高さを感じさせた。

 前回から400メートルの距離延長となるが、舞台は小回りの中山。陣営は息を入れやすいコーナー4つのコース形態ならクリア可能との見立てだ。森助手は「距離延長で折り合いが鍵だが、使ってからの方がコントロールが利くようになった。体も一回り大きくなり成長を感じる」と好感触を得ている。名門厩舎の大器を先物買いだ。馬単(10)から(1)(4)(5)(7)(8)(15)へ。

 京都11R・日経新春杯はモンドインテロ。休み明けだったチャレンジCを叩かれて上昇ムードが漂う。その前走は4着ながら勝ち馬サトノクロニクルとのタイム差はわずか0秒1差。道中で外を回り続けたロスは痛かったし、何より2000メートルの距離がこの馬には短かった。ズラリと並んだ不利な条件を考慮すれば、十分に健闘したといえる。

 近5勝が2400メートル以上。3走前に勝った札幌日経賞(芝2600メートル)を見ても、前回からプラスされる400メートルは強烈な追い風だ。平塚助手は「札幌で勝った時もそうだし、平たんの直線が合うみたい。その意味で京都はいいんじゃないか」と阪神からの舞台替わりも歓迎。引き続き名手ルメールを確保し、ここは勝負の鞍だ。馬単(3)から(1)(2)(8)(10)へ。

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2018年1月14日のニュース