【有馬記念１週前追い】サトノダイヤモンド軽妙ラスト１１秒８！

ＣＷでサトノラーゼン（左）と併せて追い切るサトノダイヤモンド
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　３歳馬として唯一有馬記念に挑戦するサトノダイヤモンド。１週前追い切りを確認した池江師はこの瞬間に好勝負を確信したはず。「今朝はラスト１Ｆいっぱいにやってくれと。反応も良かったし、全身を使ってバネのある動きを見せてくれましたね」いつになく冗舌だった。

　先行する５歳準オープン・エアカミュゼ、４歳オープンのサトノラーゼンに内から体を併せ、並ぶ間もなく２頭をかわし、さらに２馬身突き放す。刻んだ６Ｆ８０秒８〜ラスト１Ｆ１１秒８も圧巻。「成長している。全てにおいて総合点が高い。どこか“突き抜けた”部分が欲しいけど、ダイヤモンドはこれでいいのかも。３歳で有馬記念を勝つのは至難のこと。まだ挑戦する立場だが、うまくいけば先輩たちを倒せるかも」

　指揮官のテンションを引き上げる最高の追い切りだったことは間違いない。