エ女王杯制覇から一夜 リング担当厩務員「勝つところが夢に…」

[ 2016年11月15日 05:30 ]

 秋の最強牝馬決定戦「第41回エリザベス女王杯」は、3番人気のクイーンズリングが馬群をさばいて差し切り、6度目のG1挑戦で初制覇を果たした。吉村師も開業5年目で初のG1タイトル獲得。

 クイーンズリングはレースから一夜明けた全休日の14日、栗東トレセンの自厩舎で静養した。「使う前と変わらず、体も減ってない。カイバもちゃんと食べてますね」と担当の矢野厩務員。1週前追い切りの時に心臓の強さを感じたそうで「体幹もしっかりしてきました」と成長に目を細めた。「勝つところが夢の中に出てきたけど、あの展開は思い描けなかった」。出遅れは想定外だったが、鮮やかな戴冠劇に改めて喜びをかみ締めていた。

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2016年11月15日のニュース