【札幌2歳S】須貝厩舎ウイナー&トリオンフ 大先輩の軌跡たどる

[ 2016年8月30日 05:30 ]

 札幌開催のラストを飾る「第51回札幌2歳S」。須貝厩舎のアドマイヤウイナー&トリオンフ2頭が、偉大な先輩G1馬の軌跡をたどる。厩舎はこれまでに3頭を送り込み【2・1・0・0】と好相性。11年2着ゴールドシップ、13年Vレッドリヴェール(函館開催)の2頭は、ここからG1ホースへと出世した。今年の2頭は函館芝1800メートルの新馬戦を快勝して重賞に挑戦する。

 須貝師は「2頭とも2歳馬らしくない競馬をしていた。血統、走りからも洋芝は合うと思っていたし、北海道で使って正解だったな」と目を細めた。

 昨年も函館デビュー戦Vの僚馬アドマイヤエイカンが優勝。指揮官は「今年の2頭にはひ弱さがない。エイカンよりも状態は上だと思う。ともに初戦で苦しい競馬をし、2歳Sにつながると期待している。十分チャンスはある」と手応えを口にした。ここから大舞台へ――。今年も須貝厩舎の逸材から目が離せない。

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2016年8月30日のニュース