【新潟ジャンプS】タイセイドリームV 植野最敬礼「やることなかった」

[ 2016年8月27日 15:02 ]

 新潟競馬場で行われたJ・G3「第18回新潟ジャンプS」は、3番人気タイセイドリームが障害転向2戦目から3連勝で重賞初制覇を飾った。

 好位追走から最終障害飛越を終えて先頭へ。ゴール前でアロヒラニが迫ったが、再び突き放してタイトルをゲットした。騎乗した植野は「やることは何もなかった」と激走のパートナーに最敬礼。「前の馬をある程度行かせて理想的な形で運べた。直線で並ばれた時はヒヤッとしたが、馬体を併せていったら、もう1回やる気を出してくれた。まだ飛越に課題はあるが、長いところをゆったり走れるので、まだ上を目指せる」と笑顔で振り返った。

 1番人気に支持された昨年の最優秀障害馬アップトゥデイトは、後方追走のまま見せ場すらなく8着に惨敗。騎乗した林は「出負けもあるが、それにしても走らなかった。こんなことは初めてでショック。原因が分からない」と首をひねるばかりだった。

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2016年8月27日のニュース