【中山新馬戦】次元違うエレクトロポップ 亡き父カフェに“一番近い”

[ 2015年10月2日 05:30 ]

今週デビューするマンハッタンカフェ産駒のエレクトロポップ

 最終週の中山競馬に注目の2歳馬がデビュー。日曜5R新馬のエレクトロポップ(牡=小島太)はマンハッタンカフェ産駒。M・デムーロとのコンビで初陣Vを飾る構えだ。

 亡き父に生き写しのような胴の長い青鹿毛が加速していく。手綱を握る小島勝助手の脳裏には10数年前の記憶が鮮やかによみがえった。「キャンターでは緩さを感じさせるのにスピードに乗ると凄くいいアクション。緩さが柔らかさに変わる。マンハッタンカフェもそんな動きだった」。

 30日の追い切りではWコース4F52秒6で2歳新馬メンデンホールに3馬身先着。「馬場が悪くてもスイスイ進む。そんなところも父そっくり」と小島良助手が指摘すれば、マンハッタンカフェを育てた小島太師は「親父に一番近い産駒だろう。ちょっとレベルが違う」と絶賛。G1・3勝を挙げた父の再来を思わせる遺児だ。

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2015年10月2日のニュース