上がり3F33秒3!!オーディン極上の切れ味

[ 2015年9月23日 05:30 ]

 【先週の新馬戦】好メンバーがそろった阪神芝1800メートルを制したスマートオーディンが、才能あふれる走りを披露。1000メートル通過1分4秒6のスローペースも引っ掛かることなく追走。直線で仕掛けられると瞬時に馬群から抜け出し、急坂でも力強く加速して上がり3F最速の33秒3。同じく前評判が高かったゴールドアリュールの半弟レヴィンインパクトを全く相手にせず2馬身半突き放した。鞍上のM・デムーロがゴール手前で首筋を叩くほどの余裕ぶり。同じく松田国師が管理した父ダノンシャンティをほうふつとさせる極上の切れ味だった。

 血統的な注目はカイザーバル。母ダンスインザムードは04年桜花賞などG1・2勝。父がエンパイアメーカーに替わり「パワーがある」とM・デムーロも評価。堅実な半面、半兄2頭はセン馬と気性面が鍵となるが、テンションも上がらず落ち着いた走り。距離延長にも対応できそうだ。

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2015年9月23日のニュース