来春が楽しみ!超良血アラバスター

[ 2015年8月18日 05:30 ]

 【先週の新馬戦】何といっても注目は札幌芝9Fを制したアラバスターだろう。ハービンジャー産駒で、母が10年の最優秀2歳牝馬レーヴディソールという超良血。残り3Fすぎから動きだし、4角手前で早くも先頭。一度は2着馬に並びかけられたが、そこからは相手が来るだけ伸びるといった感じで、1馬身半の着差以上の完勝だった。緩さを残すが、来春が楽しみな逸材。次走の札幌2歳Sでも主役を張れる。

 良血馬がそろった土曜新潟の芝9Fを大外から差し切ったのはレプランシュ。まだ体つきに余裕があった上、腰回りは緩く、しかも道中の走りには幼さを感じさせた。それでいて勝ち切れたのは素質の高さゆえで、先々はオープンで活躍できそうだ。ただ、母の父ファスリエフの影響で重厚感のある体つきとなっており、距離の壁はあるだろう。

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2015年8月18日のニュース