エスメラルディーナ 韓国遠征で初V オーナーはモーリスと同じ吉田和美氏

[ 2015年6月7日 19:20 ]

 韓国G3「トゥクソムC」が7日、ソウル競馬場(ダート1400メートル、12頭立て)で行われ、日本から遠征したエスメラルディーナ(牝4=斎藤、藤井勘一郎騎乗)が快勝。好位グループの内で折り合い、直線半ばで抜け出して2着ニューヨークブルーに3馬身差をつけた。

 日本馬の韓国での勝利は13年9月に日韓交流競走で大井所属のトーセンアーチャーが勝って以来2頭目だが、JRA所属馬としては初。同国での日本馬の初重賞Vとなった。オーナーは安田記念を制したモーリスと同じ吉田和美氏。斎藤師は「ジョッキーが焦らずうまく乗ってくれた。フェリーと陸路で輸送に時間が掛かり、着いてからげっそりしたこともあったが、スタッフがうまく立て直してくれた」と喜んだ。今後は10日に関西空港経由で帰国し、兵庫県の三木ホースランドパークで輸入検疫を受ける。

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2015年6月7日のニュース