【浜松・オールスター】押田 課題克服へ飽くなき向上心

[ 2015年4月25日 05:30 ]

層の厚い船橋支部勢の象徴的存在といえる押田

 押田和也(35=船橋)は層の厚い船橋勢を象徴する存在だ。約14年のキャリア。13年まではSG出場はわずか6回(追加含む)だったのが、14年以降は今シリーズで既に4回目。「SGは技術面でも精神面でも自分の足りない部分が分かる」。質の高い向上心がファンの後押しにつながり、オールスターは3年連続のエントリーだ。

 スタートに対する意識も変化してきた。「大きいレース、同ハンデで並ぶレースほどスタートは重要だと思う。エンジンが良ければ無心で切れるし、逆にエンジンが悪いと意識し過ぎて失敗する」と頭をかく。それでも、大舞台で浮き彫りになった課題を懸命に克服しようとする姿勢には非常に好感が持てる。初日の出番は4R。「まずは予選を突破したい」と気合を入れる押田。その姿勢が永井、青山ら最強船橋軍団に勢いをもたらすはずだ。

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2015年4月25日のニュース