人間なら60歳 ばんえい競馬 史上最高齢馬が優勝

[ 2014年9月22日 20:00 ]

ばんえい競馬史上最高齢の14歳5カ月で優勝したコトブキライアン

 北海道の帯広競馬場で21日にあった「ばんえい競馬」で、牡の競走馬コトブキライアンが14歳5カ月の同競馬史上最高齢で優勝した。帯広市が発表した。同競馬場によると人間なら60歳を超える年齢に相当するという。

 これまでの最高齢優勝の記録は「中高年の星」として人気を博した牡馬ゴールデンバージが2011年6月に記録した14歳1カ月で、4カ月上回った。ばんえい競馬は、大型馬が鉄そりを引いて障害コースを走り、力とスピードを競う。

 コトブキライアンは02年6月デビュー。昨年7月以来の36勝目を挙げた。21日のレースは通算429回目の出走で、昨年6月に更新したばんえい競馬の最多出走記録も伸ばしている。

 コトブキライアンに騎乗した浅田達矢騎手(37)は「若い馬と変わらない。快挙に立ち会えてうれしい」とコメント。金山明彦調教師(62)は「真面目な性格で一生懸命な馬。今後も事故のないように調教、管理していきたい」との談話を出した。

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2014年9月22日のニュース