【キーンランドC】スノードラゴン タフな精神力で安定の走り

[ 2014年8月28日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・札幌=27日】前夜、競馬場近くの寿司店でスノードラゴンを担当する川嶋孝助手と席が隣になった村松。有給休暇で札幌に来ている同じく高木厩舎で厩務員を務める父・君典さんと母と3人、親子水入らずのひとときを過ごしていた。「少しは親孝行しないと」と同助手。こういう偶然の翌日となると、取材でも自然と話が弾む。

 スノーは黛(レースは大野)を背にダートコースで単走。白い馬体を弾ませパワフルに5F66秒8~1F12秒2。「順調ですよ。短距離馬なのにカリカリするところがないんです」と川嶋助手。同じ馬房の馬が全て退厩、現在1頭だけで生活するが「寂しがったりすることもない。本当にマイペースな馬です」と頼もしげ。芝でもダートでも、どんなコース形態でも、重賞の6Fでは常に安定した走りを見せるスノー。その強さは、このタフな精神力からきているのかもしれない。

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2014年8月28日のニュース